アウトライナー

アウトライナー / Outliner

全体の構造を設定する


概要


アウトライナーとは


「アウトライナー」とは、アウトライン・プロセッサー、アイデア・プロセッサーなどと呼ばれる入力アプリで、アウトライン構造(全体の構造)を作成するためのアプリです。

 

メモやテキストエディタと同じように、無地のノートに好きにテキストを入力していく点は同じですが、アウトライナーでは箇条書き(項目やトピックといいます)での入力が基本的な使い方となります。そのため、見た目はチェックリストや買い物リストとよく似ています。

アウトライナーの特徴


アウトライナーがメモやテキストエディタと異なるのは以下の3点です。

 

●階層構造

アウトライナーでは作成した項目を字下げ・字上げして簡単に階層構造を作ることができます。階層構造を作ることで大見出し、中見出し、小見出しなどの区別が一目でわかり全体の構造が把握しやすくなります。

 

●項目移動が簡単

作成した項目の順序をマウス操作やキーボードショートカットで簡単に入れ替えることができます。作成した項目をグループ分類するのに便利です。テキストファイルのようにカット&ペーストを繰り返す必要がありません。

 

●折りたたみ

作成した項目以下にある内容を折りたたんで非表示にすることができます。長い文章やリストをコンパクトにすることで全体像が安易に把握できます。

 

アプリによって利用できる機能は異なりますが、だいたいこのような機能に焦点があてられた入力アプリがアウトライナーです。

アウトライナーのメリット


アウトライナーの活用法はさまざまですが、企画書や論文などで章・節・項を立てて長い文章を書くときに特に便利です。

 

企画書や論文を書く際は、事前に文章全体に矛盾が生じたり破綻が起きないよう全体の構造を決めてから各項目の細部を編集していく作業が必要となりますが、そのようなときにアウトライナーを利用すると効率よく全体の構造を編集できます。

 

建築でいえば設計図に相当するもので、書籍制作でいえば台割に相当するものです。

どんな人がアウトライナーを使うのか


アウトライナーは全体の構造を作成するのに便利な編集アプリなので、文章を作成する機会が多い小説家、編集者、ライターに愛用者が多いといわれています。大学生であれば卒業論文を作るのに役立ちます。

 

ほかにToDoリスト、プロジェクト進行の管理、スケジュール管理などでも利用できます。

アウトライナーアプリ


Workflowy

シンプルで使いやすいアウトライナーです。ウェブブラウザから簡単にアウトライン構造を作成できます。作成したアウトラインはHTML形式やテキスト形式に変換してダウンロードができます。作成したアウトラインはクラウド上に自動保存され、さまざまなデバイスからアクセスできます。

【記事】WorkFlowyの使い方

 

●Microsoft Word

Word内にある「アウトライン表示」というモードがアウトライナーです。